『人体-神秘への挑戦-』という特別展が、現在3月13日(火)~6月17日(日)の期間中、国立科学博物館で行われています。

5月中旬の時点で来場者30万人突破!という大盛況のイベントです。

あなたは、自分の身体のことをどのくらい知っていますか?

新たな自分の発見をしに行ってみましょう!

国立科学博物館『人体』イベント詳細

住所:東京都台東区上野公園7−20
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

  • JR「上野」駅(公園口)から徒歩約5分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩約10分
  • 京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩約10分

*駐車場はないので、車の際は近隣のパーキングを利用しましょう。

料金:一般…1600円

小・中・高校生…600円

時間:9~17時(金・土曜は20時まで)

入場は閉館30分前まで。

HP :http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2018/jintai/index.html

国立科学博物館

特別展の入り口はSLが目印です♪

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レオナルド・ダ・ヴィンチは急ぎすぎた

今でこそ『万能人』の異名で知られるレオナルド・ダ・ヴィンチですが、彼の活躍していた時代では『変人』のくくりだったかもしれません。

人体への興味も深かった彼は、多くの解剖に立ちあい、身体の詳細な部分をその画力で詳細に記録しています。

時には自らメスを握っていたこともあったとか。

そのデッサンはとても緻密に描かれていて、今見てもその細かな観察力に驚かされます。

 

ただし時代がついてこなくて、人々には支持されなかったり、想像で示しているところがあったりするのですが、なかなか鋭いところも多く、やっぱり『万能人』なのねと感嘆の声がもれます(身体の全ては脳の指令にしたがっているとか、目が見える仕組みの表現などがちょっと惜しいのですが…)。

 

研究の経緯

一番身近だけど、見えない・知らない。そんな身体の神秘をどうにか解き明かしたい。

古の研究者たちは模索していました。

 

ダヴィンチのデッサンから始まり、ファブリカ、ワックスモデル、キンストレーキなどの人体模型が作られました。

後に顕微鏡が発明されたことで細部を膨大なスライスデータにしてそれらを積み重ねたり、放射線を利用したレントゲンが作られたことで切らなくても身体の中、骨の仕組みにみられるようになりました。

さらに、より身体に優しい磁力を用いたCTやMRI装置の開発が進み、一層詳細な身体内部を知ることとなったとき、ダヴィンチの描いていた世界観は正しかったと人々が認めることになります。

 

現代では顕微鏡の開発も進んでいるので、こんなにもミクロな世界を映し出すことができるようになりました。

芸術的な絵画のようですが、モノクロ顕微鏡写真に色付けしたものです。

国立科学博物館

↑脾臓の「赤脾髄」で働く免疫細胞・マクロファージ(ラット)

↑脾臓で生まれ、成熟する「リンパ球」(ラット)

 

臓器は語る

個々の臓器はどんな役割を担っているか、どんな形でどこら辺にどのくらいの大きさで体内に収まっているか、生命の誕生はどんな過程を経るのか。

学生時代にある程度は習ったことがあると思います。

しかし学問は常に進化しているもので、今では『臓器が以心伝心ネットワークをもっている』との研究結果が出ているとか。

 

一例をあげると
心臓『あー、疲れた!』(血液がこの情報を運びつつ体内を巡る)
腎臓「おや、心臓が大変だ。おしっこを作ろうじゃないか。」(尿を体外に放出、体内水分が減少)
心臓『水分が減ったから、ポンプを動かすのが楽になったよ。やれやれ。』
と、こんなやりとりを臓器同士でとりあっているのだそう。

このネットワークを色彩豊かに表しているコーナーでは、体内でこんなに忙しくも賑やかにコミュニケーションをとりあっているんだと驚かされます。

宇宙の一場面のようですが、これは体内の臓器同士の以心伝心ネットワークを分かりやすく色で表したもの。

とても頻繁に会話をしているのが分かります。

臓器たちの言語に当たる化学物質。

今では200もの化学物質が科学者によって解明されたのです。

賑やかな臓器たちのおしゃべりが聞こえてきそうです!

 

まとめ

昨年から今年にかけて、6ヶ月に渡りNHKスペシャルで放送された人体の内容ともコラボしていた今回の出展。

週末は込み合って整理券が出ることもあるそうです。

またお土産コーナーには面白グッズやためになるグッズ、コラボグッズまでたくさんあり、最後まで飽きずに楽しめます。

 

ゆっくり見て回って3時間弱の体内の旅。

自分のことなのに知らない、気づかないことをたくさん発見できた一日でした。

見終わった後、自分の体の中にある芸術に感動すること間違いなしです。

最後にはシロナガスクジラがお見送りしてくれますよ~(^^)/

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