
『カフェイン』といえばコーヒーや紅茶が真っ先に浮かびますが、栄養ドリンクやコーラにもカフェインが含まれているのを知っていますか?
このカフェイン、摂り過ぎると身体に悪い影響を及ぼすことがあるんです。
カフェインの過剰摂取でどんな危険性があるのか、どのくらいの量であれば安全なのかをお伝えします!
カフェイン中毒の症状とは?摂りすぎるとどうなる!?
『 カフェイン中毒』というものをご存知ですか?
カフェインを摂りすぎると、身体に下記のような症状がみられる場合があります。
- 神経が過敏になる
- 血圧上昇
- 動機
- 睡眠障害
- 下痢
- おう吐
- 脱水
- 頭痛
- パニック発作
- イライラの原因
- 胃痛
このカフェイン中毒による死亡も確認されており、2017年には18歳以下の若者が16名亡くなったことが発表されています。
妊婦さんや子どもはなるべくカフェインを摂らないように意識した方がいいですね。
カフェインの1日あたりの上限摂取量について
飲みすぎに注意するには、どのくらいの量までが大丈夫なのでしょうか。
未成年の安全なカフェイン摂取量は、1日あたり3mg/1kgといわれています。
成人すると、およそ5.7mg/1kgとされています。
- 40kgの人は1日に228mgまで
- 60kgの人は1日に342mgまで
- 80kgの人は1日に456mgまで
にとどめておいた方がいいでしょう。
ちなみに
- コーラや栄養ドリンクには1本あたりおよそ50mg
- コーヒー1杯にはおよそ90mg
- エナジードリンクには20~200mgほど
のカフェインが含有されているそうです。
飲みすぎには注意しましょう。
体重が60kgの男性では、3時間のうちに8~10杯のマグカップでのコーヒーを飲むと、急性のカフェイン中毒を発症してしまう危険性があるそうです。
また、カフェインが1本に150mg含まれているような栄養ドリンクを、2,3時間の間に7本ほど飲むと、中毒症状が出る可能性が高いそうです。
毎日コーヒーを飲んでいる人は、コーヒーを飲まないでいると不安になったり落ち着かないということであれば慢性のカフェイン中毒を疑う必要があります。
カフェインを摂りすぎてしまったら!?とるべき対処法
コーヒーや栄養ドリンクが好きな方は、つい摂りすぎてしまっていることがあると思います。
そのような時はどんな対処をしていけばいいのでしょうか。
カフェイン中毒には、状態を緩和するような薬が存在しませんが、状態が軽度であれば、自分でカフェインを身体から抜くことで対処ができます。
水を飲み、安静に体を休めてください。
体内のカフェインを薄め、新たな摂取はしないことが大事です。
しかし、眩暈や幻覚などが見えてしまう場合は、重度のカフェイン中毒である可能性が高いため、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。
まとめ
カフェインの過剰摂取による危険性や摂取量についてお伝えしました。
ですが、摂取できる量には個人差があります。
私はコーヒー1杯飲むだけで1時間以上吐き気に襲われるので、カフェインは摂らないようにしています(*_*)
その逆で、安全摂取量を超えても平気な人もいるでしょう。
大事なのは、体調がすぐれない時や、飲んでいて違和感を覚えた時などは摂取を控えるようにすることでしょう。
また、カフェインにはデメリットだけでなくメリットもあります。
眠気覚ましや鎮痛作用、血管が拡張することでリラックスできたり集中力が上がったりと、ほどほどに摂取していればいい面もあります。
栄養ドリンクの適切な選び方・飲み方についてはコチラ↓
なにより、コーヒーや栄養ドリンクなどは
仕事の合間や休憩の際にほっとリラックスする時間をくれるものです。
嗜好品と付き合うには何事も「ほどほどに…」がいいでしょうね(^^)/
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