
ドラッグストアやコンビニに置いてある栄養ドリンク剤。
疲れを感じた時、風邪を引いた時などに飲むという人が多いですね(^^)/
今回は、栄養ドリンク剤のメリット・デメリットや選び方についてお話します。
目次
栄養ドリンク剤の効果
ビタミンB1の効果
疲れがひどいときに栄養ドリンク剤を飲むと、疲れが解消されたような気分になれるといいます。
これはビタミンB1の効果によるものです。
人の体を稼働させるために必要なエネルギーとは、基本的に脂質・たんぱく質・糖質からつくられていますが、
ビタミンB群を摂取することで、糖を燃やしてエネルギーに変換することができます。
糖をビタミンB1によってエネルギーに変えると、そのエネルギーは脳の働きを高めるために使われていますので、疲労の解消に役立ちます。
乳酸が蓄積すると疲労を感じるといいますが、ビタミンB1を摂取することで、乳酸を分解する効果もあると言われています。
他に疲れた時に効果がある成分として、漢方の生薬があります。栄養ドリンク剤は、数々の生薬を含有しているものも数多くあります。
栄養ドリンク剤を飲む時に気をつけること
日々の疲れを取るために栄養ドリンク剤のお世話になりたいところですが、栄養ドリンク剤は多く飲めばそれだけ効果が表れるものなのでしょうか?
ビタミンの摂り過ぎは意味がない!?
栄養ドリンク剤の主成分はビタミンです。
なので、疲れをとったり、病気への抵抗力をつけるために、栄養ドリンク剤を飲むことは手っ取り早くて有用です。
しかし、ビタミンBなどの成分は水溶性。
これは、どれだけ多く摂取しても、摂り過ぎた分は汗や尿に溶けて体から排出されてしまうということなんです( ゚Д゚)
つまり、ビタミンはドリンクなどで一気に摂るよりも、食事などでこまめに補給する方が効果的です。
カフェインを摂り過ぎると・・・
ほとんどの栄養ドリンク剤にはカフェインが入っています。
カフェインの効果と注意点についても知っておきましょう。
大量にカフェインを摂り過ぎると、耳鳴りや頭痛の原因になります。
また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、不整脈の症状を悪化させる恐れがあるといいます。
胃腸が弱い人、心臓に負担をかけたくないという人は、栄養ドリンク剤を選ぶ時にはカフェイン0のものを選ぶようにしましょう。
その他注意点
また、添加物として甘みのあるものを入れることで、生薬独特の苦みをカバーしている栄養ドリンク剤もありますが、中にはアルコールが配合されているものもあります。
糖尿の方や、心臓に問題を抱えている人は、栄養ドリンク剤の摂取は控えた方がいいかもしれませんね。
市場に出回る栄養ドリンク剤の特徴
今では、膨大な種類の栄養ドリンク剤が市場に出回っています。
販売会社がバラバラに自社商品をPRしており、形式が統一されていないので、比較は難しく、どれもよさそうだという印象を持ってしまいますよね。
安価な商品ならば数百円程度、時には一本数千円の栄養ドリンク剤もあり、価格帯だけでもかなりの差があります。
見た目や金額のバリエーションは豊かですが、いずれの栄養ドリンク剤も、飲んだ時の基本的な効果としては「疲労の回復、虚弱体質の改善、滋養強壮」ということでしょう。
また、「1日1本まで」という制約がついている栄養ドリンク剤も多いので、飲み過ぎには注意してください。
栄養ドリンク剤は、含有成分で選ぶ!
味やブランド、CMの印象、パッケージに書いてある効能など、選ぶ基準はひとそれぞれですが、栄養ドリンク剤を選ぶ時には、含有成分には何があるのかを、十分に確認することが大事になります。
多くの栄養ドリンク剤には、ビタミンが配合されており、疲れが抜けないと感じた時に効果がある成分です。
しかし、ひどい疲れが体に残っている場合や、病後の体力を回復させたい時には、ビタミンだけでなく、生薬も入っている栄養ドリンク剤が適しています。
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まとめ
栄養ドリンク剤は飲むとすぐに効果をあらわすように感じますが、これは液体が腸から吸収されるためです。
効き目は早いですが、短時間しか続かないので、ここぞという時に飲むようにしてください。
疲労の回復や体力回復、眠気ざましなど、何のために栄養ドリンク剤を飲もうとしているかによって、最も自分に適したドリンクを見つけてみてくださいね。
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